神道夢想流 杖道教範
1976年に初版発行された古い本で現在では入手困難ゆえ高騰中。
神道夢想流杖道は、今から約370年前に、天真正伝香取神道流及び鹿島直心影流の奥義を極めたと言われる剣の達人、夢想権之助勝吉によって創始された武道である。
杖道は動の中に静を有し、静の中に動を有する、陰陽一体、身心一体の「調和」を追求する武術であると共に「武」の本来の極意である、平和と調和を根本理念として、その最高の徳を具現すべく修行する厳しい武の道である。
黒田藩に伝承された杖道は、長い間藩外不出の御留の武術として、その奥義は秘伝とされてきた。
杖道が武器とする、4尺2寸1分、直径8分の丸い樫の杖は、先も後もなく、見るからに平凡であり、最も非攻撃的である。
しかし一度動けば時と場所を選ばず、電撃の勢を生み「突けば槍、払えば薙刀、持たば太刀、杖はかくにも外れざりけり」と伝書に記されているように、他の武術には類を見ることのできない多様な絶妙の効力を発揮する。
そして個々の妙技は、昭和の剣聖と称された、中山博道先生をして、剣の理合と極意ヘ導いたと言われている。
神道夢想流杖道の神髄は、武道の本質を根本機構とする「形」に現れている。
真剣形と言われる杖道の形は、反復修練によって、実戦力効果を十分にあげると同時に、打太刀と仕杖の関係を通して、相対で修行することにより、人間どうしが互いに尊重し理解し、相互に成長しようとする、人間社会に最も大切な精神を体得するのである。
試合における勝負だけに終始する現行のスポーツや競技武道では、絶対に育てることのできない人間関係が、長い伝統に培われた「形」の稽古によって、自然に養われ、自分自身の生活をより逞しく発達させるのである。
限りない今日的な魅力を有する杖道は「最も古い伝統を有する、最も新しい武道」として、今や諸外国で注目の的となり、本書の翻訳版は時を待たずに刊行の運びになっている。
本書は、製作陣を神道夢想流杖道の最高権威者によって構成し、約2000枚の分解写真を駆使して、杖道創始以来初めて試みられた綿密な実技解説は、関心ある人々にとって必読の技法書であると同時に、単なる杖道の紹介、普及という目的を越えて、広く武道全体に問いかけるものである。(本書より抜粋。)
【ご注意】
初版ではありません。
経年の為、カバーの傷等あります。
| 商品の状態 | 傷や汚れあり |
|---|---|
| カラー | ブラック系 |










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